今年も、鹿児島市の無形文化財「おぎおんさぁ(祇園祭)」の季節が参りました。
今年は7月22日(土:宵祭)、7月23日(日:本祭)の2日間、
鹿児島市天文館にて、おぎおんさあ(祇園祭)が執り行われました。
23日、ご神幸行列の28 大人神輿(弐番神輿)にて参加いたしました。
https://ogionsaa.jp/about/parade
ご神幸行列
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おぎおんさあ(祇園祭)
鹿児島市無形文化財の「おぎおんさあ(祇園祭)」は悪疫退散、商売繁盛を祈願して、江戸時代から行われている伝統的な祭りです。
(鹿児島五社の八坂神社(祇園社、祇園戸柱)は歴代藩主の信仰が厚く、「おぎおんさあ(祇園祭)」は京都祇園社にならったお祭りです。
諏訪神社の諏訪祭、稲荷神社の流鏑馬(やぶさめ)祭とともに「鹿児島三大祭り」とされています。)
【祇園祭りのいわれ】
祇園祭は、今からおよそ千百四年前の平安京の時代、毎年のように夏に全国で大流行する疫病の惨害を免れようとして、当時の全国の国数に応じた六十六本の鉾を建て、御霊を祓う神事を行ったことに由来しています。
鹿児島の祇園祭りは、江戸元禄時代ごろから行われ、庶民文化の興隆に伴って益々豪華絢爛、盛大な祭りになったと言い伝えられています。
〔八坂神社祇園奉賛会事務局(鹿児島商工会議所内)おぎおんさあポスターより引用〕
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鹿児島の祇園祭で最初に神輿を担いだ、なや通りの納屋神輿(弐番神輿)は今年で64年を迎えました。
▼祇園祭と納屋神輿(弐番神輿)
http://nayadori.com/history/index.html#nayamikoshi
稲穂取りの儀
着幸祭の前に稲穂を取り外す、五穀豊穣の祈りが込められた「稲穂取りの儀」が執り行われました。
先導役の傘鉾(かさほこ)と後神霊を運ぶ神輿が、お互いの役割を果たせたことをねぎらう意味を込めて行われます。
五穀豊穣の祈りが込められた稲穂は、お花をいただきました方々にお礼を込めてお届けします。
着幸祭
400年余りの遠い昔より「納屋馬場(なやんばあ)」と親しまれ皆様に愛されてきた納屋通り商店街。
鹿児島の祇園祭で最初に神輿を担いだ納屋ん衆は、おぎおんさあの弐番神輿をはじめ、なや通りの様々なお祝い行事に参加し街の更なる活性化に努めております。
引き続き、変わらぬご指導、ご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。